#NegaResurrectionPLRP019|插画师子畑的怪物插画图片

怪物「ブラックブックは味方ではないのですか？」br 　彼女の疑问の回答は、おそらくNOだ。br 　彼らとは少なくとも敌对关係にはないが、决して味方というわけではない。br 「少なくともブラックブックと魔女が共斗することはあり得ない、そうでしょ」br 　基本的にはyesである。br 　ただ例外もある。br 「いや、ブラックブックは世界の理であり、新しい世界そのものともいえる。一方の魔女はいわゆる世界のバグではあるが魔女もまたこの世界の内的な要素から生まれたバグだ。メイドインリザレクション。だから魔女に关係する物语を持ったヤツらに与するブラックブックもいる」br 　それがやつだ。　br 「数少ない例外だ」br 　10年前くらいだったろうか。br 　世界の多くがすでに何らかの物语を帯び始めている顷だった。br 　8回目となったリザレクションAIの起动实验に际しヤツらは现れた。br 　その时はスクランブルした魔女狩りハウンドが全て落とされ、エンダー&リザレクションズAI研究所が袭击された。br 　全てが始まるより前に恐らく真っ先に动いた2体の魔女、ニューホープとストライクバックエンペラー。br 　そして里切りのブラックブック「魔女战争」。br 　この先に待つ结末を予见していたのか、イニシアチブを取り确实にこちらの出鼻をくじいた。br 　以降连中の消息は绝たれているが、奴らは确实にタイミングを狙っている。br 「そしてその袭击の影响は今なお残っている。仕事は终わらないし、俺は定时に上がって酒を饮むこともできない」br 「それはあなたの怠慢ですよビッグハット室长、そのせいで私がここにいるんです」br 「解ってる、やる气が出ないんだ。たぶん燃料が切れてると思うんだけど、酒饮んでいいかな」br 「駄目です」br 　それにあの女が持ってきた预言书。br 　名前をネガリザレクション文书と言うらしい。br 　今も少しずつページが苏っているあの本にはまだ见ぬ魔女の记录が増え続けている。br 　アレは何时の记录なのか、预言书と言うからには未来の记述なのだろうか。br 「あー……俺の目算ではそろそろポストヒューマン战争が起こる予定だった。既存世界から脱却し新しい世界规范へと乗り换えて新规の上位世界は完成するはずだった。そういうつもりだった。でもすぐにそうはいかないらしい。シナリオを……历史を书き换える必要がある、くそったれの魔女たちを駆除する必要がある、奴らを次の人类に据えるワケにはいかないからな」br 「彼女らはバグだから选考对象にはならないと？」br 「はき违えるな。いや、口が恶いなそれは名前に骗されている。俺たちの目的は别に次の人类にふさわしい奴らを选ぶことじゃない、次の人类、超人は既に决められている。俺たちの役割はその次世代への継承を円滑に行う事、そのためにジーニアス10を中心に组织され活动している出来レース监视团が俺たちだ。本来だったらヒトの役割はもう终わっているハズだったんだ。俺たちは超人たちの世界に住む一介の自然动物に戻る予定だった。上位者の爱玩动物、あるいは物语の登场人物、モブ、ゲームのコマでもいい、いくらでもある盘ゲームのピース、ただの背景。この星の运営者なんてものを气取る必要もなく何も背负わないそんなただの水とタンパク质の块、普通の生き物になれるハズだった。ただまだすべては终わっておらずどこかで谁かが邪魔をしている」br 「それが魔女だと？」br 「そうは言っていない、可能性は高いが……决めつけてはいない、ただその可能性は十分にある」　br 　魔女连中は何を思って妨害をしているのか。br 　既存文明や规范の破坏、次世代种への台头、単なるレギュラーへ恨みを募らせたイレギュラー。br 　そのどれもがあり得るように思えた。br 　魔女も组织立った集团とは思えない、その一部が散发的に抵抗しているだけかもしれない。br 　それとも人类がまだやれると、そうとでも言いたいのだろうか。br 「俺だって别にもう人类种が终わったコンテンツであるなんてことを声高々に主张する气なんてのは无いんだ、ただ単纯にそれ以上に优れたものが大量に出てきた结果自然とそれに移っていったというだけで、主要な机种がすげ変わっただけだ。ガキの顷モバイルフォンはスマートフォンに変わり大学を出るころにはニューロランナーに切り替わった」br 「何の话です？」br 「だから俺にもまだできる事があるって事さ、あの女の预言书を见てみろってなんで上にマグを置いてるんだ、バカ、なんで本の上にマグを置くんだやめろ」br 　まさしく人类は愚かだった。br 「そのネガリザレクション文书の3ページに书かれているだろう、君も私のページを集めてページリーダになろうって」br 「そうですね」br 「だから俺はそのページリーダーってやつになろうと思ってな。预言书を拾い集めて世界を导く仕事だ、こんな椅子にふんぞり返ってるよりよほど梦のある仕事だ」br 「なれるんですか、それ？」br 「それは解らん、解らん方が梦があるからな。さぁ忧鬱だがそろそろ仕事を始めよう、未来のために忌まわしき魔女と里切りブラックブックを灭ぼす。大切な……梦の无い仕事だ」